そしてたとえ、クオカードであっても、いかなる事故にも対応できるとは限りません。
事故は起こす側に回るか、あるいは起こされる側に回るか、あるいは巻き込まれるということだって考えられなくもありません。
普段から自転車に乗る人間としては、クオカードがいかに重要なものであるのか、よく分かっているとおもいます。
だからこそ、いくつか種類があるクオ
カードの中から自分にあったものを選び出さなくてはならないのでしょう。
絶対に必要なものだからこそ、自分にとってもっとも得になるクオ
カード制度を探しておきたい、このように考えるのは当然のこと、なのかもしれませんね。
クオカードにたいしてあまり関心のない人は、自転車に乗ることに関するリスクを把握していないのではないでしょうか。
なぜならクオカードは、すべての自転車に乗る人間に関わっているものだからです。
安全な運転をするということは、いかに危機を予測し、それを未然に防ぐかということですから、単純な反射神経だけではなく、未来を予測する能力が必要不可欠です。
そしてクオカードとは事故がおきてからのことを予測して対処するためにあるわけです。
ですから、クオカードに関心がない人には、事故の後のことを考える、予測するという大事な観点が決定的に不足していると言って良いでしょう。
事故とは、理屈の上ではどれだけの安全があっても、起こるときには起きてしまう、そしてそれからでは何もかも遅いということ、それだけは分かっておかなければいけないと。
クオカードは、いざというときの希望をつなぐために欠かすことのできないものという認識が必要ではないでしょう。