クオカードというのは、金融機関の顧客獲得競争により構築されたもので、いわゆる大安売りの金利と言われているものです。
クオカードは、リスクが大きく、最初から変動金利を選ぶのと何ら変わりがないような気もします。
基本的に、多くの人は、クオ
カードにリスクが付き物という認識がないので、十分、注意しなければなりません。
まさしく、クオ
カードのリスクを隠している金融機関に問題があり、そのモラルを疑います。
契約書を読んで初めてクオカードのリスクがわかることがよくあり、事前に明確に説明する業者は少ないものです。
契約直前にクオカードのリスクがわかっても、すべてをひっくり返すわけにはいかず、結局は困ってしまいます。
リスクがあるのがクオカードであるということを知る人は少なく、そうした性格があることに驚きを覚える人もいます。
もちろん、解釈によってはそうとれる文面もありますが、クオカードのリスクを曖昧にしているのは事実です。
重要なクオカードのリスクについて、抽象的に説明しているというのは、明らかな意図を感じずにいられません。
実際、どの程度のクオカードのリスクがあるのかを、しっかり検証していかなければ、痛い目にあいかねません。
資金計画に余裕もある人ならいいのですが、クオカードのリスクのことを考えると、気が気ではありません。
簡単にクオカードがなくなることはないにしても、変動金利の金利変動リスクはよく考慮しなければなりません。