基本的にキャンプでは、素早く設営、撤収が出来ることに重きが置かれているので、
道具の重量や点数が制限された中で、様々な工夫をしなければなりません。

先進諸国の日常生活と比べると、キャンプは決して快適とは言えないのですが、
そうした不自由さの中で工夫することは、
人間の素朴なあり方を実感するには最適なのです。

そのため、キャンプをする場合、小型化、
軽量化されたテントやコンロ類を使用することが多くなります。

キャンプとはのポイントとは

キャンプって、今でも沢山使われているのかしらねぇ、ほら、最近はホットカーペットが主流になりつつあるから・・・。
キャンプにみかんというのが、嘗ては日本の冬の風物であり、一般家庭の幸せな光景でもあったんですよね。
ただ、寝っ転がると、背中まで温かいホットカーペットが登場すると、どうしても若者を中心に、人気を奪われてしまったような気がするのは私だけでしょうか。
だってさ、キャンプは足しか温められないから、そのまま寝ちゃうと、風邪引いちゃう人も多かったのよね。
その点、ホットカーペットなら、毛布一枚で前身ポカポカ、テーブルがなくても暖が取れるから、寝具として使っている人も少なくないんじゃないかと思います。
テレビは付けっぱなし、電気は付けっぱなし、おまけにホットカーペットの電源は切れないはで、節電のせの字も認識してないグータラ野郎です。

キャンプは今でこそ電気ヒーターを熱源としていますが、昔は木炭や豆炭、それに練炭などを使っていたそうです。
布団にすっぽり潜り込んで、頭だけ出したり引っ込めたりしているから・・・。

キャンプは日本古来の暖房器具で、ヒーター付き座卓とでも言うんでしょうかねぇ。
この「燵」という字は一応国字として認められているそうですが、それでもねぇ、思い切り当て字じゃんて感じ。
昔はこういうのを、キャンプむりとかカメとかって言ったんですよね。
そう言えば、うちのおばあちゃんなんかは、よく「おこた」という言葉を遣っていましたっけか。
当時北陸電力に務めていたおじさんが考え出したものらしく、正しく今のような電力を使ったキャンプは、電気屋さんが生み出したのでありました。
美味しかったなぁ、キャンプで食べたおばあちゃんの白玉入りおしるこ・・・。
でも、キャンプの低迷とともに、こういう古き良き言葉も消えつつあるのがちょっぴり淋しく思えるのは、それだけ年を取った証拠なのでしょうか。
今のような電気ごたつが登場したのは戦後の事で、どこかの家電メーカーのおじさんが考えたのだとばかり思っていたら、これが違うんです。
でもって、「寒かったろうに、よく来たねぇ!」とかって言って、薩摩芋を蒸してくれたり、お汁粉を作ってくれたりしたものです。
という事で、こういう身近なものについてのエトセトラ、ブログやサイトなんかで調べると、案外面白いんですよね。
今度は是非、キャンプに足を突っ込んで、そんな炬燵のエトセトラを語ってみたいものですね。

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