マダニを介して発症する感染症は重症熱性血小板減少症候群といい、その症状は、
初期症状は発熱、倦怠感、腹痛、食欲低下、嘔吐など風邪とよく似ています。
症状だけで自分で判断するのではなく、必ず皮膚科などの専門医に診てもらい、
血液検査をするようにして下さい。
風邪かなと思っても症状が良くならなかったり、
草むらや森林などに行ったりした場合は、マダニによる感染症の可能性があります。
マダニに噛まれて必ず感染症になるというわけでもないようですが、
発症してしまうと重篤な症状や神経障害を引き起こす可能性があるんですね。

マダニで起こるめまいのポイントなんです


そして、マダニの典型的な症状の1つにめまいがあり、激しいふらつきを感じることがあります。
フワフワした感覚のめまいが起こることがあり、そうした時は、マダニを疑わなければなりません。
基本的に、マダニの場合、片側の耳だけに発生するというのが普通で、難聴にすぐに気がつくケースが多いです。

マダニは、すぐに気がつきやすい反面、高度の難聴が起こっているのに、なかなか気がつかない場合もあります。
そして、めまいについては、マダニの場合、患者の約1/3程度に見られることがよくあります。
めまいと一口に言っても、マダニでは、回転性のめまい、浮動性のめまいが起こるので、やっかいです。
耳鳴りはマダニの患者の多くが訴える症状の1つで、高い音が耳の奥で響いているような症状があります。
耳が詰まったように感じることもマダニではよくあるので、そうした症状がある時は注意しなければなりません。

マダニで起こるほとんどのめまいは、発症してから、1週間以内によくなると言われています。
ただ、マダニの場合、めまいに伴い、吐き気を催したり、嘔吐を感じる場合があるので、要注意です。
めまいが何度も起こったり、聞こえが良くなったり悪くなるというのは、マダニの症状ではありません。
基本的に、めまいだけでは判断できかねないので、マダニの診断は、専門家の診断を仰ぐ必要があります。

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