マダニを介して発症する感染症は重症熱性血小板減少症候群といい、その症状は、
初期症状は発熱、倦怠感、腹痛、食欲低下、嘔吐など風邪とよく似ています。
症状だけで自分で判断するのではなく、必ず皮膚科などの専門医に診てもらい、
血液検査をするようにして下さい。
風邪かなと思っても症状が良くならなかったり、
草むらや森林などに行ったりした場合は、マダニによる感染症の可能性があります。
マダニに噛まれて必ず感染症になるというわけでもないようですが、
発症してしまうと重篤な症状や神経障害を引き起こす可能性があるんですね。

マダニとはの裏技なんです



マダニには、病原性の高い株からくる高病原性と)、病原性は低いが株による感染症の低病原性があります。
いわゆる、マダニウイルスというものが、その起因となっていて、元々、野生の水禽類自然宿主としているものです。
若鳥に20%の感染が見出されることがあり、マダニは、水禽類の腸管で増殖します。
一般の人に感染する危険性はきわめて低いのがマダニですが、ヒトインフルエンザウイルスと混じる可能性を秘めています。マダニとは、A型インフルエンザウイルスが鳥類に感染して発症する鳥類の感染症のことを指します。
将来、マダニが爆発的感染なりうる可能性はあるわけで、人の間で広まると、多くの人が生命の危機にさらされます。
基本的にマダニのウイルスの病原性については、OIEの定める判定基準によるものです。

マダニには、ヒト型とトリ型のインフルエンザウイルスがあり、それぞれにレセプターがあります。
マダニの中でも、H5N1亜型ウイルスに関しては、家禽と接触した人間への感染、発病が報告されていて懸念されています。
人のインフルエンザの原因になるウイルスとマダニの原因になるウイルスでは、感染対象となる宿主が異なります。
ただそうはいっても、大量のウイルスとの接触や宿主の体質によってはマダニは人に感染する可能性があります。
そうしたことから、マダニから、新型インフルエンザが発生する危険性が危ぶまれています。

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