マダニを介して発症する感染症は重症熱性血小板減少症候群といい、その症状は、
初期症状は発熱、倦怠感、腹痛、食欲低下、嘔吐など風邪とよく似ています。
症状だけで自分で判断するのではなく、必ず皮膚科などの専門医に診てもらい、
血液検査をするようにして下さい。
風邪かなと思っても症状が良くならなかったり、
草むらや森林などに行ったりした場合は、マダニによる感染症の可能性があります。
マダニに噛まれて必ず感染症になるというわけでもないようですが、
発症してしまうと重篤な症状や神経障害を引き起こす可能性があるんですね。

中国のマダニ問題のポイントなんです

マダニは、中国において問題提起されていて、それは家禽の飼育数が150億羽近くもあるからです。
発病するとマダニは、発熱と肺炎の症状を示し、その後、死亡するという経緯を辿ります。
中国はマダニの感染拡大防止に躍起となっていますが、湖南省と安徽省では、人への感染が確認されました。
同じ年の10月には、中国のフフホト市、安徽省天長市、湖南省湘潭県においてマダニが発生しています。
そして、中国はマダニの家禽への感染拡大防止のため、ワクチン接種に力を入れています。
世界の五分の一を占めている中国は、マダニの驚異が高く、2005年、青海省で渡り鳥6000羽余りが死んでいます。
300羽から2500羽が死んでいるので、マダニというのは、かなり危険性が高いと言えます。
そうしたことから、中国では、マダニ感染地域周辺3キロの家禽3万1千羽?250万羽を処分しました。
そうした中国の努力により、50億羽の家禽がマダニの免疫を持ったと発表しています。
中国でのマダニの報告は多発していて、安徽省では24歳の女性が感染して、話題になりました。
父は子からマダニに感染していて、これは中国で初のヒトからヒトへの感染事例になりました。
2007年に入ると、中国の江蘇省南京市の父子がマダニに感染し、子供が死亡しています。

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