マダニを介して発症する感染症は重症熱性血小板減少症候群といい、その症状は、
初期症状は発熱、倦怠感、腹痛、食欲低下、嘔吐など風邪とよく似ています。
症状だけで自分で判断するのではなく、必ず皮膚科などの専門医に診てもらい、
血液検査をするようにして下さい。
風邪かなと思っても症状が良くならなかったり、
草むらや森林などに行ったりした場合は、マダニによる感染症の可能性があります。
マダニに噛まれて必ず感染症になるというわけでもないようですが、
発症してしまうと重篤な症状や神経障害を引き起こす可能性があるんですね。

マダニの型のランキングです


ブタの体内でウイルスが変異したという仮説があり、マダニと共に、遺伝子 解読による進化系統分析の裏付けが急がれています。
マダニと対比されるヒトインフルエンザにおいては、これまで色々な型が流行を繰り返してきています。
これまで発見された型は、H1H2H3 ×N1N2で、これはマダニとは違い、ヒトには、B型、C型も感染します。マダニは、様々な型がありますが、インフルエンザウイルスの中で鳥類に感染するのはA型です。
H5N1型のマダニについては、鳥から鳥に感染するものですが、まれに人に感染することがあります。
しかし、マダニに感染した者の死亡率は1997年の流行では30%でしたが、2004年の流行では60?70%と高くなっています。
そのため、マダニの本来の意味としての死亡率ではないとする専門家の意見もあります。

マダニは、ウイルスが加熱されれば、どの型であっても、感染性がなくなると言われています。
その他、家畜のブタ、ウマ、ミンク、野生のアザラシ、クジラの感染が、マダニ以外で知られています。
農林水産省では、マダニに対して、家きん肉は十分加熱して食べるよう、また、未加熱または加熱不十分で食べないよう指示しています。
極めて毒性が強力に変異していることがマダニで見受けられ、様々な型をより詳しく調べる必要が出てきました。
死亡率に関しては、マダニの型によって違い、実際、血清学的調査は行われていません。

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