マダニを介して発症する感染症は重症熱性血小板減少症候群といい、その症状は、
初期症状は発熱、倦怠感、腹痛、食欲低下、嘔吐など風邪とよく似ています。
症状だけで自分で判断するのではなく、必ず皮膚科などの専門医に診てもらい、
血液検査をするようにして下さい。
風邪かなと思っても症状が良くならなかったり、
草むらや森林などに行ったりした場合は、マダニによる感染症の可能性があります。
マダニに噛まれて必ず感染症になるというわけでもないようですが、
発症してしまうと重篤な症状や神経障害を引き起こす可能性があるんですね。

高病原性マダニの体験談です


いわゆる鳥に感染するインフルエンザをマダニと呼んでいますが、中でも鳥に対して重篤な症状を起こすものが高病原性なのです。
鳥に感染するのはA型インフルエンザウイルスで、人で感染するA型インフルエンザとは違い、高病原性マダニは強力です。マダニには様々な種類がありますが、最近もっとも注目され、懸念されているのが高病原性です。
鼻からウイルスが入るなど、人の体内に大量のウイルスが入ると、高病原性マダニは人に感染します。

マダニには、強毒タイプと弱毒タイプがあり、強毒タイプがまさしく高病原性です。
高病原性マダニでも、咳や粗い呼吸などの軽い呼吸器症状が出たり、産卵率が下がったりする場合もあります。

マダニで大きな被害が出ることが予想される高病原性のものは、非常に危険視されています。
病原性が低いH5、H7亜型感染の場合は、高病原性マダニと違い、無症状もしくは軽い呼吸器症状が起こる程度です。 
一般的に、高病原性マダニは、人に感染する可能性があり、この病気にかかった鶏と接触すると危険です。
羽や粉末状になったフンを吸い込んだり、鶏のフンや内臓に触れた手を介して、高病原性マダニは人に感染します。
一般的に高病原性マダニは、HA蛋白の開裂部位のアミノ酸配列が弱毒型のウイルスとは異なります。
高病原性マダニは、強毒型になり、これによって感染すると、大半が死亡すると言われています。

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