マダニを介して発症する感染症は重症熱性血小板減少症候群といい、その症状は、
初期症状は発熱、倦怠感、腹痛、食欲低下、嘔吐など風邪とよく似ています。
症状だけで自分で判断するのではなく、必ず皮膚科などの専門医に診てもらい、
血液検査をするようにして下さい。
風邪かなと思っても症状が良くならなかったり、
草むらや森林などに行ったりした場合は、マダニによる感染症の可能性があります。
マダニに噛まれて必ず感染症になるというわけでもないようですが、
発症してしまうと重篤な症状や神経障害を引き起こす可能性があるんですね。

マダニの生息地になる休耕地

また、過疎化などでマダニの生息地になる休耕地や森林などに従事する人が減り、手入れ不足になっているのも原因として考えられます。
今回マダニを調べるのに、色々なサイトの写真を見ましたが、どれもなんだかとてもグロテスクで気持ちが悪かったです。
ハイキングなどでマダニの生息場所へ出かける時は肌の露出を避け、しっかり虫よけ対策を行うことが大切ですね。
日本でもマダニ感染がニュースになっているのは最近ですが、元々日本にあったウィルスではないかと言われています。ただし、現在のところ、マダニのウィルスは人から人への感染はないとのことです。
犬やネコなどのペットには色々なダニや害虫が付くことが多く、マダニもその一つのようですね。
しかしながら、全てのマダニがウィルスを持っているわけではなく、また噛まれたとしても必ず発症するということではないようです。

マダニの感染症はどちらかというと人ではなく、犬やネコなどのペットに対して注意されていたことが多いような気がします。
ダニというので、家の中にいると思っていたのですが、マダニの生息場所って屋内ではなく、野外なんですね。
また、重症熱性血小板減少症候群ではないようですが、マダニによるウィルス脳炎がドイツなどヨーロッパでも発症しています。
現在、マダニによる感染症はまだ明らかになっていないことが多いようで、抗ウィルス剤やワクチンもありません。マダニって最近、ニュース等でよく耳にするのですが、どんなダニかよく分からなかったので、ブログやサイトなどで調べてみました。

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