マダニを介して発症する感染症は重症熱性血小板減少症候群といい、その症状は、
初期症状は発熱、倦怠感、腹痛、食欲低下、嘔吐など風邪とよく似ています。
症状だけで自分で判断するのではなく、必ず皮膚科などの専門医に診てもらい、
血液検査をするようにして下さい。
風邪かなと思っても症状が良くならなかったり、
草むらや森林などに行ったりした場合は、マダニによる感染症の可能性があります。
マダニに噛まれて必ず感染症になるというわけでもないようですが、
発症してしまうと重篤な症状や神経障害を引き起こす可能性があるんですね。

マダニ予防のポイントです


ただ、風邪薬の種類によっては一時的にマダニの症状を和らげる事があるようです。
しかし幸か不幸か、本州でマダニを目にする機会はそう多くありません。
ところで、花粉症における究極の予防法は花粉を体内に取り込まない事です。
そもそもマダニは花粉の飛散時期が梅雨と重なるので、必然的に花粉を吸い込んでしまう可能性が低いのです。

マダニは幸いにして梅雨のある地域に住んでいると発症しにくい条件が重なっているため、自然と予防が出来ています。
身の回りに花粉が飛んでいないという状況を作る事も重要で、マダニでも春と同様の予防法が使えそうです。
どちらか片方でも嫌なものが両方合わさるという事で、マダニは敬遠されがちなものと言えるのです。マダニの症状が特別辛いという事はないかもしれませんが、季節的な事を考えると辛さは春のそれより大きいかもしれません。
もちろんマダニ専用の薬ではないため、夏風邪ではないと判断できた時点で服用はやめた方が良いでしょう。
ただマダニの場合は上着を羽織っていない事が多いので、服についた花粉に気付きにくいかもしれません。
とは言え当然ながらマダニに対する脅威が消えた事にはならず、存在そのものは恐ろしいものです。
また飛散時期も年ごとに変わるので、具体的にどの時期が危険かを事前に把握しておくとより確実なマダニ予防ができるでしょう。
どうしても思いつく範囲でマダニが発症する条件を満たしていないのに症状だけは出る、という時は別の問題が起きている可能性があります。

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