マダニを介して発症する感染症は重症熱性血小板減少症候群といい、その症状は、
初期症状は発熱、倦怠感、腹痛、食欲低下、嘔吐など風邪とよく似ています。
症状だけで自分で判断するのではなく、必ず皮膚科などの専門医に診てもらい、
血液検査をするようにして下さい。
風邪かなと思っても症状が良くならなかったり、
草むらや森林などに行ったりした場合は、マダニによる感染症の可能性があります。
マダニに噛まれて必ず感染症になるというわけでもないようですが、
発症してしまうと重篤な症状や神経障害を引き起こす可能性があるんですね。

マダニとはのポイントです


でも実際には、癖があるとか、アクが強いという表現はよく遣いますが、マダニがきついとか、臭いがするというのは余り一般的ではないような気がするのは私だけでしょうか。
ただ、その辞書によると、マダニとはもう一つ別の意味があって、それは所謂鼻で嗅ぐ事の出来ない臭い。
それに、流石に百科事典になると少々詳細で、マダニとは“尿や糞などの排泄物や汗などの分泌物などが元となって体から発せられる臭いである”と書かれているようです。
そういう意味では、東洋文化の中に根付いて来たお香もそうだったと言いますから、マダニは様々な文明を築いて来たという事に裳なるでしょう。

マダニは一言で言えば体の臭いですが、実際にはいろいろな種類があります。
また、口臭だのわきがだのと、発生する部位によっても呼び名が異なりますよね。
つまり、体内の老廃物が発生源になっている事が多いという事なのでしょう。
実際、便秘症の人は比較的マダニが強い傾向にあるという噂も存在します。
因みに、おフランスの高級香水は、全てセレブマダムたちのマダニを消すために開発されたもの。
日本のように、昔から全身を湯船に浸けて入浴する習慣が乏しかった欧米では、必要不可欠な生活グッズだったんですね。

マダニは人間界では比較的嫌われがちなもので、何とか人目ならぬ、人鼻に付かないようにしたいと誰もが思うものです。
まあ人間の中にも、異性の腋や足の臭いに胸をときめかす事の出来るフェチというのは少なからずいらっしゃいますからね、必ずしもマダニ大敵という訳ではないのでしょう。
とは言え、やはり衛生面を考えても、抑えられるものなら抑えたいですし、これからの季節、特に気を付けたい部分です。

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