マダニを介して発症する感染症は重症熱性血小板減少症候群といい、その症状は、
初期症状は発熱、倦怠感、腹痛、食欲低下、嘔吐など風邪とよく似ています。
症状だけで自分で判断するのではなく、必ず皮膚科などの専門医に診てもらい、
血液検査をするようにして下さい。
風邪かなと思っても症状が良くならなかったり、
草むらや森林などに行ったりした場合は、マダニによる感染症の可能性があります。
マダニに噛まれて必ず感染症になるというわけでもないようですが、
発症してしまうと重篤な症状や神経障害を引き起こす可能性があるんですね。

マダニの症状は人気です


春の花粉症ならすぐにスギ花粉だと気付けるのですが、マダニはあまり馴染みがありません。
オオアワガエリの花粉によって引き起こされるマダニの症状は、特に夏風邪と似ていると言われるので注意が必要です。
しかし地方へ行くと、例えば北海道や東北地方を見るとマダニへの注目度も高くなります。
都心でマダニがあまり注目されないのは、近くに稲が生えていないからではなく気候的な問題があります。
季節的な事を言うと気温が高く、ただでさえ不快感が高いところにマダニの症状が合わさるのです。
もちろん間違った処方をしても症状が改善される事はなく、その頃になるとマダニだと気付くかもしれません。
マダニをイネ科によるものと言ってしまうのは少々乱暴で、もう少し細かく分類分けがされます。
たとえば同じイネ科の植物でも、オオアワガエリやカモガヤという代表的な植物が挙げられます。
特に北海道は、スギ花粉が姿を見せないかわりにマダニが多いとされています。
しかしマダニの原因になっているイネ科の植物、たとえばオオアワガエリやカモガヤといった植物は背が低く遠くへ花粉を飛ばせません。
マダニの原因となるのはスギ花粉、ではなくイネ花粉などが挙げられます。
といっても、オオアワガエリ等のイネ科の植物は広く群生しているため完全にマダニを防ぐというのは簡単ではありません。
この二つはマダニの原因として比較的有名なので、ひょっとするとこの花粉によって花粉症が引き起こされているかもしれません。
マダニについて詳しくない状態で発症すれば、それを花粉症と気付かず夏風邪と判断してしまう可能性が高いです。

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