特に関東では、目録は結婚式準備品の一つにも含まれていますからね、やはりパスしない方がいいのではないかと私は思います。
当然目録を書いた経験もなく、溺愛している馬鹿息子の結婚が決まった今、大騒ぎしているという訳です。
因みに、自分の両親も、奥さんの両親ももう他界されていて、
結婚式準備について詳しく相談する人がいないとか・・・。
実はこれは「みぎのとおりいくひさしくめでたくごじゅのうくだされたくそうろうなり」と読むのですが、訳してもらっても意味がよく分からないですよね。
そしたら、ついに出て来た、我が経理部のお局様、「別に
結婚式準備に目録なんて絶対必要なものじゃないんですから、分からなければパスしちゃえばどうですか?」だって。
まあ確かにそれはその通りなんだろうけど、きちんと仕来りを重んじると決めた以上、それはちょっと不味いでしょう。
なので、目の前の結婚式準備品を改めて紹介している部分もあるにはありますから、事実上は省いても大きな問題はないでしょうね。
結婚式準備の目録は、当日渡す記念品などをしるした謂わばお品書きのようなものです。
まあね、最初から双方が結婚式準備の目録と請け書の取り交わしをしないというような話し合いをしておけば問題ないだろうけど・・・。
みんな黙って見ながら楽しませていただいていたという感じでしたね。
だから、私もその時、その姉や両親と一緒にあれこれ勉強しました。
という事で、部長に結婚式準備についていろいろ教えて上げてもいいんだけど、果たしてこんな一般社員の言う事を聞いてくれるかどうかがねぇ。
結婚式準備の目録は、古文みたいな候文で書いてあるから、はっきり言って、全然意味が分かりません。
でも、知るは一時の恥、知らないは一生の恥なんて言いますから、ここは素直に、誰かに聞けばいいのにっと思いながら、たかが結婚式準備で大騒ぎしている部長の様子が面白い。
例えば、結婚式準備の目録の定番とも言える「右之通幾久敷目出度御寿納被下度候也」という一説、なんて読むか分かりますか。
だから、結婚式準備の目録や請け書を書くのって、本当に難しくて面倒で厄介な事だろうなぁっと想います。
でも、目録がなければ、女性側はせっかく準備していた請け書を渡しづらくなってしまうでしょう。
そっくりそのまま写すだけで立派な結婚式準備の目録や請け書が書けるようなサイトやブログも沢山ありますからね。
うちの父親も、そんなブライダルサイトの中の例文を丸写しで結婚式準備の請け書を書いておりました。