間仕切り証書のランキングです
形状や加除訂正の状態、そして日付や署名など、検認によって、間仕切りの内容を明らかにしていきます。
そうなってくると、間仕切り証書の争いは、まさしく長期戦を覚悟しなければならず、紛争は激化します。
間仕切り証書の検認は、偽造や変造を防止するための1つの手続で、有効や無効を判断するための手続ではありません。
実際、間仕切り証書が有効か無効かで争われる事例は少なくなく、今現在、有効であってもその後も大丈夫という保証はありません。
その方式は厳格で、間仕切り証書の正式な方法によらないものは、全て無効とされ、厳格に規定されています。
間仕切り証書については、能力のない者が作った物については無効で、法的拘束力を持ちません。
よく間仕切り証書で争われるのは、不利益な取り扱いを受ける相続人が、当時の判断能力の程度や行動についてぶつけて来るケースです。
そして、必ず、間仕切り証書は、自筆のものを作成する必要があり、ワープロやタイプで作成したものは無効となります。
検認というのは、相続人に対して間仕切り証書の存在と内容を知らせるもので、重要な意味があります。
基本的に間仕切り証書を作成する場合は、書面によるものでなければならず、ビデオやカセットテープでは効力がありません。
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