爪白癬とは、手足の白癬が進行し爪の間に白癬菌が侵食して、
爪自体が白癬菌に感染した状態となっている症状のことをいう。

不摂生に足の爪を伸ばしてると、そこに汗や垢の汚れが溜まり白癬菌の温床となる。
最初は爪ではなく、爪と隣接する指先が水虫となり、
そこから爪の間へと感染する事で、爪白癬へとゆっくりと進行していく。
爪水虫になると、初期では爪の先の色が白っぽくなるだけで、自覚症状はない。

爪水虫となった爪は盛り上がったように生え、ボロボロと崩れる。
それにより、新たに白癬菌をばら撒き、新たな水虫の原因となってしまう。

中国の爪白癬問題のクチコミです


中国の東北部、遼寧省においては、爪白癬で鶏が大量に死んでいる実態があり、その怖さを物語っています。

爪白癬は、中国において、2006年までに、人への感染が広がり、これまで7人が感染して3人が死亡しています。
同じ年の10月には、中国のフフホト市、安徽省天長市、湖南省湘潭県において爪白癬が発生しています。
中国での爪白癬の報告は多発していて、安徽省では24歳の女性が感染して、話題になりました。
発病すると爪白癬は、発熱と肺炎の症状を示し、その後、死亡するという経緯を辿ります。
中国政府は、国内初の人への感染が確認されたことで爪白癬対策の強化に乗り出すことになります。
そうしたことから、中国では、爪白癬感染地域周辺3キロの家禽3万1千羽?250万羽を処分しました。
そうした中国の努力により、50億羽の家禽が爪白癬の免疫を持ったと発表しています。
また、その年だけで5回も家禽への爪白癬の感染が起こっていて、非常に危険な状態になりました。
しかし、この爪白癬に関して、父子は病死した家禽類との接触歴がなく、子の感染ルートは明確ではありません。
中国衛生省は、父子と接触のあった約80人に異常がなかったことから、今回の爪白癬は、既にコントロールしたと強調しました。
しかし、2013年にも、中国の上海で3人が爪白癬が感染していて、2人が死亡しています。

カテゴリ: その他
カテゴリ
ログイン
RSS