爪白癬とは、手足の白癬が進行し爪の間に白癬菌が侵食して、
爪自体が白癬菌に感染した状態となっている症状のことをいう。

不摂生に足の爪を伸ばしてると、そこに汗や垢の汚れが溜まり白癬菌の温床となる。
最初は爪ではなく、爪と隣接する指先が水虫となり、
そこから爪の間へと感染する事で、爪白癬へとゆっくりと進行していく。
爪水虫になると、初期では爪の先の色が白っぽくなるだけで、自覚症状はない。

爪水虫となった爪は盛り上がったように生え、ボロボロと崩れる。
それにより、新たに白癬菌をばら撒き、新たな水虫の原因となってしまう。

爪白癬と涙のポイントです


爪白癬の原因は涙であり、涙は泣いたり目にゴミが入ったときだけに出るものではないことを認識しなければなりません。
パソコンやテレビ、ケータイ画面などを見続ける生活が、瞬きを減少させ、涙を乾きやすくさせ、爪白癬を招いているのです。
量的な異常は涙の分泌が少ない状態で、質的な異常は涙の成分の異常ですが、爪白癬の原因は涙が大きく関係しています。
基本的に爪白癬になるのは、1つは、涙の量が減ってしまうことであり、これは量的な異常によるものです。
最近では、爪白癬になる人が増えていて、特にコンタクトレンズを装用している人に多く見られます。
涙は、目の表面を覆う、目の表面のカバーのような役割をしているので、爪白癬と切り離せない関係にあります。
質的な異常の中には、BUT短縮型爪白癬という種類があり、涙が分泌されているものの目の表面で涙の膜が安定していない状態です。
目の表面の細胞を乾燥から守り、潤す働きが涙にはあるので、爪白癬を改善するには涙は重要です。
涙の異常が爪白癬の原因ですが、その背景は複雑で、内科的疾患から起きるものもあります。
そして、角膜移植などの目の手術や、服用している薬の副作用によっても、爪白癬は起こります。
一般的な爪白癬は、環境的要因が大きく、現代人は涙が減少傾向にあるということが指摘されています。
様々な要因からくる涙液、角結膜上皮の慢性疾患が爪白癬であり、眼不快感や視機能異常を伴うことがよくあります。

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