爪白癬とは、手足の白癬が進行し爪の間に白癬菌が侵食して、
爪自体が白癬菌に感染した状態となっている症状のことをいう。

不摂生に足の爪を伸ばしてると、そこに汗や垢の汚れが溜まり白癬菌の温床となる。
最初は爪ではなく、爪と隣接する指先が水虫となり、
そこから爪の間へと感染する事で、爪白癬へとゆっくりと進行していく。
爪水虫になると、初期では爪の先の色が白っぽくなるだけで、自覚症状はない。

爪水虫となった爪は盛り上がったように生え、ボロボロと崩れる。
それにより、新たに白癬菌をばら撒き、新たな水虫の原因となってしまう。

爪白癬と風邪は人気です



爪白癬は、花粉症としてはじめから意識されるより夏風邪かと思って意識される事の方が多いかもしれません。
爪白癬の原因となる花粉と言えばイネ科の植物が多いのですが、これら植物が花粉を飛ばす時期は多くの場合で梅雨の時期と重なります。
そうした場合には、ずっと風邪と勘違いして過ごしている可能性が考えられます。
風だと思っていたものが実は爪白癬だった、というだけのはなしなら良いのですが対策を講じてしまうと状況が変わってきます。
そもそも、爪白癬に限らず花粉症の一部の症状と風邪の症状は似ている部分があります。
それが爪白癬という、あまり馴染みのないものと重なる事によって更なる混乱を招いたと言えるでしょう。
ただ、夏風邪と勘違いしやすいというのは無視出来る問題ではないでしょう。
もちろん爪白癬に限って特別な症状を引き起こすような事はなく、いわゆる花粉症に見られるものから大差ありません。
もちろん季節によって飛んでいる花粉の種類は異なるので、春に花粉症を患っているからと言って爪白癬の症状が出るとは限りません。
もっと言えば、爪白癬だけでなくあらゆる季節に花粉症は存在している可能性があります。
爪白癬だけでなく、花粉症は一年中その原因となる花粉が飛んでいるという事を把握しておく必要があります。
風邪だと思って対策をした結果、必要のない薬を服用する事になります。
もちろん梅雨の時期と重なっている事が条件なので、地域によっては爪白癬を意識しやすい場合もあります。

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