ミュールは何と、16?7世紀にはすでにヨーロッパで
室内履きなどに使用されていたというのですから驚きですね。
ミュールは屋内でも、靴を脱がない欧米の生活様式には便利なものだったのかも。

ミュールとサンダル、パンプスもまた、よく引き合いに出される履物です。
ミュールは、かかとにストラップなどがない、パンプスはつま先があるしかかともある、
サンダルは、つま先がないけどかかとにストラップがある。
ウチの玄関にもミュールがたくさん並んでおります。

ミュールバンドなんです


買ったはいいものの、履いているうちに幅が広がってパカパカになってしまったり、痩せたらゆるくなってしまったパンプスとかに使用すると便利だそうです。
ようするに、ミュールと足を固定させるということなのですが、これってどうなのでしょうか。
きっと自分が持っているミュールのデザインに合わせて選ぶのでしょうけど、ちょっと意味が分からない。
皆さんにも是非、このミュールバンドの装着図を見ていただき、自分だったらつけるかどうか想像を膨らませてください。
だとしたらミュールバンドはかなりの優れものとも考えられます。
ミュールを履いて、バンドを足の甲のあたりに巻くのです。
こうなるとミュールバンドではないわけですが、用途として成り立つのであれば、それはそれでいいでしょう。
何しろ新しい靴を買うよりミュールバンドの方が桁違いに安いですから、ありがたい商品ですね。
靴箱にお蔵入りしているパンプスやサンダルがミュールバンドを使うことで復活するのであれば儲けものです。

ミュールバンドの気になる装着方法なのですが、お弁当箱を止めるゴムバンドのようなもの、と言ったら想像がつきますでしょうか。
それじゃせっかく気に入って購入したであろうミュールのデザインが変わってしまうではないのですか。

ミュールバンドを使用している人を、私は今のところ見たことがありません。
ここまでしてミュールを履く意味があるのでしょうか、とふと疑問に思ったりしてしまいました。

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