ミュールは何と、16?7世紀にはすでにヨーロッパで
室内履きなどに使用されていたというのですから驚きですね。
ミュールは屋内でも、靴を脱がない欧米の生活様式には便利なものだったのかも。

ミュールとサンダル、パンプスもまた、よく引き合いに出される履物です。
ミュールは、かかとにストラップなどがない、パンプスはつま先があるしかかともある、
サンダルは、つま先がないけどかかとにストラップがある。
ウチの玄関にもミュールがたくさん並んでおります。

ミュールとはのポイントなんです

ミュールのサンダルとかバッグとか、ワンピースなんていうのも人気がありますね。
その特徴は、金や銀と言った貴金属、あるいは大きな宝石などの装飾が目立つ事でしょう。
このbijouxのおしりにくっついているxは英語のsに変わるもので、フランス語の複数形を表し、読み方はいずれもミュール。
元々bijouというのは、ジンにベルモットやシャルトリューズといった薬草酒を混合して作るカクテルの事でした。
そこで、主に貴金属や宝石の部位のみを洋服や履き物、あるいはバッグなどに装身具として施す事をミュールと称しているようです。
また、ビーズやスパンコールをbijou手芸素材として販売しているショップも時より見かけます。
私はフランス人ではないので、何故かは全く分かりませんが、お尻のxはどうやら完全に無視していいようですね。
これまた何故かの世界で、こうした素材による装飾を施したものもミュールアイテムとしてネット市場などではよく出ていますね。
そういう意味では、日本ではミュールの範囲と用途はかなり広いものと思われますね。

ミュールと言えばもう一つ、忘れて成らないのがフランスを代表するアルコール飲料、bijouカクテルでしょう。
勿論今でも、フランスではミュールと言えば、実にポピュラーなドリンクでもあります。
とにもかくにも、ミュールのサンダルとか、バッグとかと言うのはそのためである事だけは確かでしょう。
なので、現地では混同しないようにちょっと気を付けた方がいいかも知れませんね。

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