ミュールは何と、16?7世紀にはすでにヨーロッパで
室内履きなどに使用されていたというのですから驚きですね。
ミュールは屋内でも、靴を脱がない欧米の生活様式には便利なものだったのかも。

ミュールとサンダル、パンプスもまた、よく引き合いに出される履物です。
ミュールは、かかとにストラップなどがない、パンプスはつま先があるしかかともある、
サンダルは、つま先がないけどかかとにストラップがある。
ウチの玄関にもミュールがたくさん並んでおります。

ミュールとはは人気なんです



ミュールが足の爪に施すマニキュアだと思われている最大の理由、それはなんと言っても、日本人のマニキュアそのものの誤解にあるでしょう。
確かにミュールというのは、足の爪に塗料などを塗ってメイクする事です。
だから、それがマニキュアじゃないかと言われればそれまでなのですが・・・。
さらなる大きな誤解、それは完全なる足の爪のネイルアートだと決めつけられている部分です。
そう、あくまでもマニキュアは手の爪限定で、ミュールは足の爪限定のメイクなのであります。
なので、もし海外でマニキュアやミュールをしてもらわれる場合には、十分気を付けてサロン選びやオーダーをした方がいいかも知れませんね。ミュールというと、足の爪のマニキュアの事でしょうと言う人がいます。

ミュールに対する日本人の誤解は、マニキュアとの混同だけにとどまりません。
実はミュールの「ペディ」はラテン語で足を意味する「ペティ」から来ているもので、「キュア」は同じくラテン語でケアを意味します。
それに対し、マニキュアはラテン語の手を意味する「マヌス」に手入れするという意味を持つ「キュア」をくっつけたもの。
とは言え、今の日本では、そんな正しい使い方の方が野暮だとされています。
けれど、海外ではマニキュアはあくまでも手のネイルアートであって、足のネイルアートはミュール。
実際問題、国語辞典ですら、ミュールとは足の爪の化粧の事で、マニキュアともいうなどと書いていますからね。
そもそもマニキュアというのが塗料の事ではないというのもあって、まず誤解したり、混同したりされる事はないようです。

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