ミュールは何と、16?7世紀にはすでにヨーロッパで
室内履きなどに使用されていたというのですから驚きですね。
ミュールは屋内でも、靴を脱がない欧米の生活様式には便利なものだったのかも。

ミュールとサンダル、パンプスもまた、よく引き合いに出される履物です。
ミュールは、かかとにストラップなどがない、パンプスはつま先があるしかかともある、
サンダルは、つま先がないけどかかとにストラップがある。
ウチの玄関にもミュールがたくさん並んでおります。

ミュールとはの掲示板です


昨日参加した企業研修の一環で、このミュールについての話を初めて聞きました。
これからはミュールの動きに目を離さないようにするためにも、ブログやサイトでしっかり情報収集しようと思っています。
最初は皮革店といっても殆どカバン屋さんと言った感じだったと聞きました。
でも、ミュールは当時からイタリア王室の御用達だったんですよね。

ミュールの危機を救ったのは、今ではすっかりおなじみとなったナイロンバッグ。
20正規のヨーロッパを代表する高級ブランドミュールの姉妹ブランドであるという事を知らない人も少なくない位です。
その証拠に、マリオ・プラダも自らの旅行用のミュールにはこのナイロン素材を使用したボストンバッグを使っていたそうですよ。
あのバッグに使われているナイロン素材は軽くて丈夫なのが最大のメリット、まさにバッグには最適の記事だったんですね。

ミュールの新しい歴史の1ページとなった新素材のミュールを提案し、リリースしたのはマリオの孫娘のミウッチャ・プラダ。
彼女はその後祖父から継いだ才能と、若い女性ならではのファッション感覚を生かし、もう一つのプラダブランド、ミュウミュウを生み出します。
当然、素材もデザインもこれまでのミュールとは大きく異なりますから、価格も変わって来ます。
けれど、今やそのミュウミュウは、世界中で立派に独り歩きしていますよね。
因みにあのミュウミュウというブランド名はミウッチャ・プラダの子供の頃のニックネームだったそうですよ。
ヨーロッパの上流階級を相手に老舗らしい品質とデザインを売りにビジネスを展開して来たミュール。
やはりビジネスを成功させるためには発想の転換や時代の流れを捕らえる事はとても重要なんですね。
ミュールその物に対しての興味はそれほどでもありませんが、その歩みや進化には大きな関心を持ちました。
今では財布やキーケースといった皮小物全般から靴や洋服まで作っているミュールですが、やはりその主力商品は、今も昔もバッグでしょう。

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