ミュールは何と、16?7世紀にはすでにヨーロッパで
室内履きなどに使用されていたというのですから驚きですね。
ミュールは屋内でも、靴を脱がない欧米の生活様式には便利なものだったのかも。

ミュールとサンダル、パンプスもまた、よく引き合いに出される履物です。
ミュールは、かかとにストラップなどがない、パンプスはつま先があるしかかともある、
サンダルは、つま先がないけどかかとにストラップがある。
ウチの玄関にもミュールがたくさん並んでおります。

ミュールの新作の体験談です


ミュールの新作はブログやサイトで上手に探すのが一番利口だし、情報数が店頭とは全く違うので、見ているだけでも飽きないのではないかと思う。
本日の話題はどうやらミュールの今年の新作についてらしい、二人ともファッションの流行には中々敏感ですぐに興味を示すのだ。ミュールの今年の新作もいいわねぇ、いかにもっていう感じで、シンプルだけどゴージャスで、しかもどことなく可愛いのよね。
さっきから夢中でミュールについて語り合っている二人が手にしているのは固定電話の受話器。
まあ携帯電話が主流になり、すっかり影の薄くなった家庭用の固定電話、これほど毎日のように使ってもらえれば本望というものだろう。
お互いショッピングモールやデパートへ足を運んでは、随時新しい情報を入手し、こうして電話でこうかんしているらしいのだ。

ミュール全てが高価だとは限ってはいないが、たった一つで父の給料の3分の1程度するものもすくなくない。
二人が興味を示した所で、そう易々と購入出来る訳ではないだろうに、憧れだけでここまで盛り上がれるのだ。
因みに、電話の向こうの叔母さんというのは母の双子の妹で、ともに50代前半の専業主婦、本来ならミュールのような高級品に関心を持つべきではない身分かも知れない。
にも関わらず世の中全体の波には今イチうまく乗れないらしく、揃ってアナログ人生を歩み続けている。
今日も又、我が家ではすっかりおなじみの母と叔母さんのロングトークが展開している。
それに何と言っても、ミュールの今年の新作は高過ぎ、ただですらも家計が苦しいこの時期に手が出さる訳ないじゃない。
と母が言う、どうやらそれなりに今の状況と自分の身分は弁えているらしい。
たまたま今週ミュールの春夏モデルが世に出回り始めた事で、今日の一時を迎える事になったのだろう。

カテゴリ: その他