突発性難聴は、原因が不明とされていることから、
必ずしも単一の疾患とは限らないとされています。
原因がわかるものは突発性難聴ではなく、明らかに突発的な難聴であっても、
原因にしたがって診断名をつけることになるんですね。

つまり、最初に突発性難聴と診断された場合であっても、
原因が判明した後は、診断名が変わることがあります。
突発性難聴は、聴力が低下した瞬間をしっかり自覚できるほどの即時的なもので、
TVを見ていたら突然音が聞き取れなくなることがあります。

突発性難聴の検査の掲示板です

突発性難聴になったかもしれないと思った時は、検査が必要ですが、難聴には独自の診断方法があります。
それがわかれば検査、診断は容易で、突発性難聴は、耳鼻咽喉科で行われる耳の視診検査でも明らかになります。
慎重な検査が突発性難聴には必要で、病院での様々な各種の検査結果から診断されることになります。
また、随伴症状としての耳鳴りやめまいの有無も、突発性難聴の検査では重要項目になります。
いわゆるこの場合、突発性難聴ではなく、低音障害型感音難聴もしくは、蝸牛型メニエール病と診断されます。
まず、突発性難聴の検査では、外耳道に閉塞がないか、鼓膜にまったく異常がないかを診断していきます。
検査については、突発性難聴で、どの検査を行うかについては、全てそれを行う医師の判断に委ねられます。
最も重要な突発性難聴の検査が純音聴力検査で、これは気導と骨導からの聴力を確認していきます。
一般的に、突発性難聴には、代表的な検査法があり、それは、局所検査、純音聴力検査、画像検査、血液検査です。

突発性難聴の検査では、めまいのチェックも行い、めまいがひどい場合は、眼振を認めることもあります。
医師の視診による突発性難聴のための局所検査は、異常な所見がないか、医師の視診によって、外耳道や鼓膜の穿孔、癒着の有無を調べます。
また、突発性難聴を発症した後も、定期的に純音聴力検査をすることで、難聴の程度、聴力回復の程度を判定することができます。

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