突発性難聴は、原因が不明とされていることから、
必ずしも単一の疾患とは限らないとされています。
原因がわかるものは突発性難聴ではなく、明らかに突発的な難聴であっても、
原因にしたがって診断名をつけることになるんですね。

つまり、最初に突発性難聴と診断された場合であっても、
原因が判明した後は、診断名が変わることがあります。
突発性難聴は、聴力が低下した瞬間をしっかり自覚できるほどの即時的なもので、
TVを見ていたら突然音が聞き取れなくなることがあります。

海外旅行と突発性難聴なんです

突発性難聴に感染すると、風邪の症状となって現れる事があります。
しかし新型突発性難聴に、海外旅行へ出かけた際に感染している可能性があります。
とりわけ有名なのは、一昔前に流行したSARSがありますね。
SARSは800人ほどの死亡者を出しましたが、今また新たなる突発性難聴の脅威が迫っている事をご存知でしょうか。
新型突発性難聴はMERSと呼ばれ、中東の方面で感染者を出しています。
日本においては風邪の原因の一つとして取り上げられる事のある突発性難聴ですが、ところ変われば誌のウイルスとして認識される事もあります。
問題は突発性難聴の潜伏期間にあり、海外旅行の日程では感染したとしても発症までに時間がかかります。
もちろん空港では検疫が設けられているため、海外旅行から帰って容易く突発性難聴が国内に持ち込まれる事はありません。
特に新型突発性難聴であるMERSは、人から人への感染が危険視されています。
そういった事を踏まえ、慎重に行動する必要があります。
今のところ日本での新型突発性難聴感染は確認されていないとは言え、いつ感染者が現れても不思議ではないでしょう。
そして、一人でも感染者がいたとなると今までの傾向からMERS突発性難聴は一気に流行する可能性があります。

突発性難聴は、特に新型となると有効な治療法が確立されていないかもしれません。

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