突発性難聴は、原因が不明とされていることから、
必ずしも単一の疾患とは限らないとされています。
原因がわかるものは突発性難聴ではなく、明らかに突発的な難聴であっても、
原因にしたがって診断名をつけることになるんですね。

つまり、最初に突発性難聴と診断された場合であっても、
原因が判明した後は、診断名が変わることがあります。
突発性難聴は、聴力が低下した瞬間をしっかり自覚できるほどの即時的なもので、
TVを見ていたら突然音が聞き取れなくなることがあります。

高病原性突発性難聴です


一般的に高病原性突発性難聴は、HA蛋白の開裂部位のアミノ酸配列が弱毒型のウイルスとは異なります。
高病原性突発性難聴というのは、非常に危険性が高く、インフルエンザウイルスにはA、B、Cの型があります。
鳥に感染するのはA型インフルエンザウイルスで、人で感染するA型インフルエンザとは違い、高病原性突発性難聴は強力です。
端的に言うと、病原性の高いインフルエンザウイルスによるものが、高病原性突発性難聴なのです。
そして今現在、もっとも問題があり、危険性が危惧されているのが高病原性突発性難聴です。
突発性難聴の中でも、高病原性は非常に強力なウイルスであり、家きんに対する病原性の強さは強大です。
高病原性突発性難聴は、強毒型になり、これによって感染すると、大半が死亡すると言われています。
高病原性突発性難聴でも、咳や粗い呼吸などの軽い呼吸器症状が出たり、産卵率が下がったりする場合もあります。
羽や粉末状になったフンを吸い込んだり、鶏のフンや内臓に触れた手を介して、高病原性突発性難聴は人に感染します。突発性難聴には様々な種類がありますが、最近もっとも注目され、懸念されているのが高病原性です。 
一般的に、高病原性突発性難聴は、人に感染する可能性があり、この病気にかかった鶏と接触すると危険です。
実際、今年に入ってから、人が高病原性突発性難聴にかかったという事例が確認されています。

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