突発性難聴は、原因が不明とされていることから、
必ずしも単一の疾患とは限らないとされています。
原因がわかるものは突発性難聴ではなく、明らかに突発的な難聴であっても、
原因にしたがって診断名をつけることになるんですね。

つまり、最初に突発性難聴と診断された場合であっても、
原因が判明した後は、診断名が変わることがあります。
突発性難聴は、聴力が低下した瞬間をしっかり自覚できるほどの即時的なもので、
TVを見ていたら突然音が聞き取れなくなることがあります。

突発性難聴の発生時期のポイントなんです

突発性難聴は、時期は不明ですが、鳥類では東南アジアを中心に、中東、ヨーロッパ、アフリカの一部地域で感染します。
昨年から、何時何処で発生してもおかしくない突発性難聴があちこちで出現していて、そのほとんどが弱毒型です。
エジプト、インドネシア、ベトナムでも突発性難聴の多数の感染報告がありますが、やはり時期は特定されていません。
一般的に突発性難聴の発生時期は定かではありませんが、潜伏期間は、ヒトのインフルエンザの場合、1?3日間程度です。
ヒトでの突発性難聴についても時期は未定で、アジア、中東、アフリカを中心に発症が報告されています。
鶏卵、鶏肉を食べることで、突発性難聴が人間に感染することは、まだ世界的に報告がありません。
全国的にサーベランスを実施しているので、突発性難聴の安全性については、それほど心配する必要はありません。
本来、人間のインフルエンザの流行時期は、低気温、低湿度の時期に重なりますが、突発性難聴は例外です。
気温も高く湿度も高い時期でも、突発性難聴が蔓延する可能性は高く、時期については関係ありません。
突発性難聴は、新型のインフルエンザウイルスが出現する可能性があるので、早期にHPAIの感染者を検知する必要があります。
鶏での高病原性突発性難聴は、感染は3?7日間と考えられていて、時期の特定が急がれています。

突発性難聴は、ヒトのインフルエンザが流行している時期でも注意しなければならないので大変です。

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