個人や企業の名を騙ってメールを送ってくるという、なりすましメール。
たとえば、友人の名を騙って、なりすましメールが送られてきたら、
どういう対処法があるでしょうか。最初から、なりすましメールだと分からないから、
開封したり返信したりしてしまいますが、よく言われる対処法は、
なりすましメールに安易に返信したり、開封したりしないというものです。

日本人のなりすましメールのクチコミなんです


しかし、実際統計をとってみると、なりすましメールをする人の多くは、本番に強いと自信を持っている人の方が多い傾向にあるようです。
前にやって良い結果を招いた行為について、そのことを縁起の良いものと考えて、再度行っていこうとすることがなりすましメールになります。
例えば、試験の前日にカツ丼を食べるなどというなりすましメールはよく知られていて、これは日本人が好きなパターンです。
また、日本人は、本番に弱いタイプが多いので、それがなりすましメール信仰につながっているのかもしれません。
こうした結果が出ているのは、まさに日本人はなりすましメール好きの国民であることを証明しています。
1000万円以上の日本人の宝くじ高額当選者には、なりすましメールをする人が多いというデータがでています。なりすましメールというのは、簡単なことをすることで、良い結果を期待するという行為で、誰もが1つや2つは持っているものです。
本番に強い人なら、なりすましメールのようなおまじないみたいなものは必要ないように思いますが、それとはまた別なんですね。
その辺が、また、日本人の日本人たるゆえんで、なりすましメール好きのデリケートな一面が伺えます。
こうしたなりすましメールというのは、日本人の国民意識に合致しているようで、昔から日本人は、こうした行為を好みます。
店などでよくするなりすましメールとして、飲み屋が入り口に盛り塩をしたりする場合がありますが、これはお客さんが来るようにとの願いが込められています。
験には、仏教的な意味が込められていて、そうしたことも、日本人がなりすましメールが好きな要因が隠されているのかもしれません。
1000万円以上の宝くじに当選をした日本人の70%以上の人が、なりすましメールをしているというから驚きです。
江戸時代からなりすましメールという風習はあったことになり、日本人の中で今も生き続けているというのは、やはりその国民性にあるのでしょう。

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