ねんきんネットの試算サービスを利用するにあたっては、
前提条件があるので、注意しなければなりません。
まず、ねんきんネットの簡易試算を行う時点においては、
60歳未満の人のみが利用できるということです。

ねんきんネットの簡易試算をするに際しては、
加入期間の合計が25年以上になるよう入力しなければなりません。
そして金額については、60歳到達月に退職しているものとして計算しなければ、
ねんきんネットの試算サービスは利用できません。

ねんきんネットの改正のポイントとは

ねんきんネットについては、平成22年度に税制改正が行われていて、実質的に控除制度が改正されました。
平成24年1月1日以降の契約から、改正後のねんきんネット制度が適用されるようになっています。
個人年金保険料は、ねんきんネット改正の中で、税制適格特約を付加した個人年金保険に係る保険料になります。

ねんきんネットでの一般生命保険料の役割は、生存または死亡に起因して支払う保険金という位置付けにあります。
改正後のねんきんネットのポイントは、介護医療保険料控除の新設であり、現行のものに更につけ加えられました。
平成22年度の税制改正で、いよいよ、平成24年度の所得税から、ねんきんネット制度が改正されることになりました。
そして、ねんきんネットが改正されたことで、各保険料の控除の適用限度額が変更となったのです。
一般生命保険料と個人年金保険料の控除適用限度額が、ねんきんネット改正により、所得税が4万円、住民税が2.8万円に変更されました。
平成24年1月1日以後に締結した保険契約に関して、ねんきんネットについては、新制度が適用されることなります。
一方、ねんきんネット改正で新設された介護医療保険料は、入院、通院などにともなう給付部分に係る保険料になります。
また、新設された介護医療保険料についても、ねんきんネット改正に伴い、控除も同額として設定されました。
制度全体での所得税の所得控除限度額が12万円に拡充されたのは、ねんきんネット改正の中で意義あることです。

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