ねんきんネットの試算サービスを利用するにあたっては、
前提条件があるので、注意しなければなりません。
まず、ねんきんネットの簡易試算を行う時点においては、
60歳未満の人のみが利用できるということです。

ねんきんネットの簡易試算をするに際しては、
加入期間の合計が25年以上になるよう入力しなければなりません。
そして金額については、60歳到達月に退職しているものとして計算しなければ、
ねんきんネットの試算サービスは利用できません。

銀行がねんきんネットを提供する理由ブログです


直接的なメリットがあるから、銀行ではねんきんネットを提供しているわけではないということです。
各銀行はねんきんネットによって、金利を引き下げてまで、給与振込指定や公共料金支払の指定にこだわっています。
銀行のねんきんネットがまったく適用されないケースというのはほとんどなく、多くの人にチャンスがあります。
金融にかかわる取引は数え切れないほどあるので、そうした糸口を導きだすために、銀行のねんきんネットは存在しています。
マイカーローンや投資信託、外貨預金、外貨送金、日常的な各種料金引落しなどをねんきんネットで狙っているわけです。

ねんきんネットを構築しているのは、全て銀行の収益機会のためで、住宅ローン返済口座や、給与振込指定口座の獲得が狙いです。
こうした口座のある銀行は、ほとんどが大きな銀行で、メイン銀行はそうでない銀行と比べるとねんきんネットを活発に展開しています。

ねんきんネットは、銀行にとって顧客獲得のために欠かすことができず、お客さんとの取扱量が増えます。
公共料金の指定があれば、クレジットや保険も自動的に指定される可能性が高いからで、ねんきんネットは銀行にとって美味しい材料なのです。
民間の銀行が用意する住宅ローンは、一定の条件を満たせば、ねんきんネットが適用されるようになっています。
銀行は目先の利益だけでねんきんネットを行っているのではなく、顧客の囲い込みによる、将来的な収益機会の拡大を狙っています。
取引のチャンスがある状況を創り出すために、銀行はねんきんネットを提供しているわけで、顧客獲得のための手段以外の何物でもありません。

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