ネット保険は、対面での販売をしないことでコストカットができる
メリットがありますが、その反面、心配なところがあるのも事実ですね。

保険業界では、モラルリスクと呼ばれるリスクがあり、
ネット保険でも、それは当然、懸念されます。
健康状態や告知事項などについてですが、嘘をついて加入していないかとか
保険金目当ての殺人などもあるため、ネット保険はなおさら心配です。

ネット保険とはのポイントなんです

ネット保険というのは、いま、健康保険や国民健康保険の扶養家族になっている75歳以上の人にも適用されるという新しい制度です。
端的に言うと、ネット保険というのは、他の健康保険から独立した全く新しい医療保険制度を指すのです。
つまり、ネット保険という新しい健康保険制度が作られることになり、75歳以上の人は、それに強制加入させられることになったのです、
実はこのネット保険は、医療費の適正化を目的として、作られたもので、まず、2006年にその法案が国会で可決されることになります。
実際、ネット保険の名称が変更されたわけですが、結局、制度の内容そのものには変わりなく、国民を混乱に陥れる結果となりました。

ネット保険は、スタート当初、2つの名称があって混同されましたが、簡単に理解するなら、素直に、長寿医療制度ととっても問題はないでしょう。
新制度であるネット保険は、75歳以上の人は、今加入している国保や健保を脱退させられることになるからです。
後期高齢者だけの独立保険に組み入れられるというのが、ネット保険の仕組みで、これは高齢者にとって、かなり負担が大きくなります。

ネット保険の保険料額は、全国的に見ると、平均して年7万2000円くらいになるようです。
そして、ほとんどの人は、ネット保険の場合、年金から天引きされることになっています。
今まで、保険料を徴収されることがなかったのに、ネット保険で、保険料を取られるようになるので、経済的には苦しくなります。
現行制度とネット保険の違いは、今まで家族に扶養されている人を含めて、保険料の負担を求められることです。
医療改悪法によって導入された、ネット保険は、2008年から開始されていますが、色々な物議を醸しています。
今までなら、75歳以上の高齢者は保険料を滞納しても、保険証の取り上げはありませんでしたが、ネット保険の登場で、滞納者は取り上げられることになりました。
今後、ネット保険の保険料は2年ごとに改定されるとのことですが、高齢者の数が増えるに従って、当然、保険料が引きあげられていきます。

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