ネット保険は、対面での販売をしないことでコストカットができる
メリットがありますが、その反面、心配なところがあるのも事実ですね。

保険業界では、モラルリスクと呼ばれるリスクがあり、
ネット保険でも、それは当然、懸念されます。
健康状態や告知事項などについてですが、嘘をついて加入していないかとか
保険金目当ての殺人などもあるため、ネット保険はなおさら心配です。

ネット保険の一時払いです

ネット保険というのは、簡単に言うと、保険料の払込みは1回だけですが、それぞれの運用実績によって、将来受け取る年金額が変わってくるという保険です。
また、死亡給付金の最低保証だけでなくネット保険には、運用期間満了時における年金原資を保証するタイプのものもあります。
そして、年金受取総額に関しても、最低保証するネット保険が今では販売されていて、話題になっています。
銀行よりも利回りがよく、株よりも安全ということで、一時払いネット保険を気軽に選択する人もいます。

ネット保険の一時払いと言っても、仕組みがそれなりに複雑なので、理解するには多少時間がかかります。
そして、運用期間中、万が一死亡した時は、ネット保険の場合、運用実績に関係なく、一時払い保険料と同額が最低保証されるという大きなメリットがあります。
価格変動リスク、金利変動リスク、為替リスク、信用リスクなど、様々なリスクが、一時払いネット保険にはあります。
ネット保険というのは、年金額、給付金額、解約返戻金額が、特別勘定資産の運用によって、その額が反映されるようになっています。
また、ネット保険を利用して、株価や債券価格の下落、また、為替の変動などが起こると、受取り金額が、一時払い保険料の額を下回ることも十分にあります。

ネット保険は、運用実績により、9段階で金額がステップアップしていきますが、運用実績に関係なく、下がることがあります。
色々なメリットがあるのが一時払いネット保険ですが、信用リスクがつきまとうので、その辺のところは十分な配慮が必要です。
そして、一時払いネット保険において、一部解約した場合、解約返戻金には最低保証がないので、それなりのリスクが発生します。
ただ、一時払いネット保険の場合、運用期間中の死亡給付金額と、運用期間満了時の年金原資は、最低保証があるので、かなり安心感はあります。
また、一時払いネット保険には、様々な商品が販売されていて、運用するには、ある程度の知識と経験が要求されます。

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