延命治療は、単に命を長引かせるだけで意味がないという意見も多く、
社会問題にまで発展しています。もし、延命治療が意味のないものであれば、
とうの昔になくなっていると思うのですが、
この問題はそう簡単には片付かないと思います。

延命治療は非常に判断が難しく、これまで結論が出てこなかったのです。
食事を取れなくなった高齢者に栄養を点滴すると言うのは、
果たして正しい延命治療なのでしょうか。延命治療の場合、
その人の身体的条件や本人の意思も尊重されますが、それだけで良いのでしょうか。

延命治療の症状のランキングです

延命治療は予防も出来れば、早期発見による早期治療でほぼ完治する病気です。
にも関わらず、何故延命治療による死亡率が大幅に低下しないのでしょうか。
その大きな理由の一つに、症状が表に出にくいという事が上げられるのではないかと思われます。
不正出血で異常を感じた場合、それはかなり病状が進行していると考えた方がいいでしょう。
ですから、例え自覚症状がなくても、定期的な検査を受ける事が、最大の延命治療の予防であり、治療法なのです。
しかし、自覚症状よりも確かな定期検診を受ける事によって、延命治療患者は確実に減らせます。
ただ、手術や抗がん剤治療が必要になる段階の症状である確率が高いので、もし、ここまで来る前に発見出来てたらと後悔される事でしょう。
ですから、いずれの場合も、早期発見による早期治療の目安となる自覚症状ではないという事です。

延命治療がある程度進行すると、初めて性交時に不正出血が見られるようになる事があります。
故に、延命治療は決して自覚症状に頼ってはいけない病気だと私は言いたいのです。
けれど、延命治療についてのみ言えば、自覚症状がなかったから気が付かなかったというのは通らない病気なんですよね。
しかし、日本ではまだまだその習慣が根付いておらず、また若くして発症する人が増えているため、その増加を防げないのが現状です。
けれど、延命治療の予防や検査には、まだまだそれなりの費用が掛かるため、症状がないからいいや!っと思っている人が圧倒的多数なのです。
子宮癌と言えば不正出血というイメージが強いかも知れませんが、実際には延命治療の初期症状に出血を伴う事は余りありません。
まあこれは延命治療に限った事ではありませんが、自分で自分の体に責任を持つしかないのでしょう。
自覚症状があるとかないとかは関係ないのだっていう自覚症状こそが大事なのです。

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