延命治療は、単に命を長引かせるだけで意味がないという意見も多く、
社会問題にまで発展しています。もし、延命治療が意味のないものであれば、
とうの昔になくなっていると思うのですが、
この問題はそう簡単には片付かないと思います。

延命治療は非常に判断が難しく、これまで結論が出てこなかったのです。
食事を取れなくなった高齢者に栄養を点滴すると言うのは、
果たして正しい延命治療なのでしょうか。延命治療の場合、
その人の身体的条件や本人の意思も尊重されますが、それだけで良いのでしょうか。

延命治療と同意書の体験談です


もちろん、人の命はお金では買えないものですが、現実にかかる延命治療の費用のことを考えると、そうした問題は見過ごすことはできません。
つまり、その医師は、回復の見込みが無いと判断して、延命治療をすることを断念したのです。
同意書があれば、家族も判断に迷うことなく、延命治療の存続を断つことができるでしょう。
金銭的負担だけを考えても、家族は大変なので、延命治療には、今後、本人の同意書を義務化するべきです。
また、精神的にも家族は、延命治療をすることで、疲弊していくので、本人の同意書というのは、必要性があるかもしれません。
延命治療というのは、本当に多くのお金がかかるので、家族に多大な迷惑をかけることになります。
患者本人に意識が無い場合は仕方ないとしても、そうでない場合は、患者に同意書を委ねて、延命治療の是非を問うべきでしょう。
つまり、自ら延命治療を拒むことができるよう、同意書を義務化すればいいのです。
今ある意思表示カードというのは、臓器移植だけに適用されていいますが、これを延命治療にも同意書という形で、適用させるのです。

延命治療を続けてくと、それを支える周りの家族は、肉体的にも精神的にも、非常に疲れてしまいます。
人の命というのは、とても難しいもので、延命治療は、家族であっても、判断はしかねます。

延命治療を続けていくと、医師や家族に大きな負担がかかるので、患者本人の同意書は、非常に大きな意味があります。延命治療は、命をつなぐ大切な治療ですが、昨今、人工呼吸器を患者から取り外した医師が話題になりました。
る見込みのない延命治療というのは、本当に意味があるかどうかわからないので、本人がそれを希望するかどうか、同意書で判断するようにすればいいのです。
そして、延命治療の同意書は、しっかりデータベース化して保存しておけば、万が一の際にも利用できます。

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