極わずかなウィルスが侵入しただけでも、ノロウィルスは感染しやすい傾向にあります。
糞便や嘔吐物の乾燥した中に含まれているノロウィルスが、
空気感染で経口感染する事もよくあるんですよね。

潜伏期間は24?48時間なんですが、これはノロウィルスだけでなく、
他のウィルス性胃腸炎などもこれと同様の潜伏期間と言われているんです。
ただ、発症前の潜伏期間中はノロウィルスは感染する事はないので、
その点は安心していいと思います。

ノロウィルスの完治とは


安静のみでも内耳循環障害の改善が期待され、ノロウィルスの完治への道に邁進するきっかけになることがあります。
逆に言うと、ノロウィルスになって1カ月を過ぎてしまうと、改善の見込みが少なくなり、完治は望めません。
ウィルス感染説と内耳循環障害説がノロウィルスにはあり、急性期には、そうした原因を想定して治療を行います。
そして、遅くともノロウィルスの場合、2週間以内に受診することが望まれていて、そうすることで治療効果が見られると言われています。
一般的には、ノロウィルスの治療は、薬物療法がメインになりますが、まずは、耳鼻咽喉科での聴力検査が必要です。
今では、様々な薬剤のノロウィルスに対する有効性が示唆されていますが、完治への道のりはまだ険しいものがあります。
最初に、まずノロウィルスであるかどうかの診断が大切で、聞こえ方が変だと気づいたら、すぐに耳鼻咽喉科を受診することです。
実際、ノロウィルスを発症して、気づいたときにはもう聴力が完全になくなっていたという人も少なくありません。

ノロウィルスは、様々な治療法がありますが、どの治療法が最も有効で完治につながるのかはまだ明らかではありません。
結局、どの薬剤がノロウィルスに最も有効であるかは結論として出ておらず、まだまだ完治は厳しい状況にあります。
現時点ではノロウィルスの発症時の状況や臨床所見、そして既往歴などを総合的に判断していくしかありません。
入院してノロウィルスが完治しなくても、ある程度回復の兆候があれば、あとは外来で良いと判断され、退院できる場合があります。

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