発症前の潜伏期間中はノロウィルス

ノロウィルスはごく身近なところにも存在しており、完全に避けるというのは現実的ではないかもしれません。
少し前に猛威を振るったノロウィルスが原因となる病気に、重症呼吸器症候群と呼ばれるものがあります。
しかしノロウィルスが原因となっているためインフルエンザ用の治療では回復に至らず、最悪の場合では死を覚悟しなければなりません。
もちろんそんな状況は多い訳ではなく、そのノロウィルスにしても今のところ感染場所は限られています。
それでも大きな問題とならないのは、ノロウィルスによって引き起こされる症状に大きな差があるからでしょう。

ノロウィルスによって起きる症状は、それぞれ種類ごとに違いが見られます。
もちろん風邪はノロウィルスの特徴のうちの一つに過ぎず、他には命に関わるようなものもあります。

ノロウィルスが原因で起こる病気は幾つかあり、風邪はそのうちの一つに過ぎません。
これは、今話題になっている新型ノロウィルスで中東を中心に感染が確認されています。
しかし日本と無関係という事はなく、たとえば最近ではビジネスで中東と取引をする機会は多く新型ノロウィルスに触れる可能性も少なからず存在するでしょう。
MERSノロウィルスに感染すると、急性の重い呼吸器症状を引き起こします。
加えて下痢や腎不全を起こすこともあるため、ノロウィルスの中でも特に注意が必要とされています。
感染してから死亡するまでの数が、新型ノロウィルス感染者のうち半数以上となっており異常に高いのです。
そもそもノロウィルス自体には色々な種類があり、特定の症状に対してのみ語る事はできません。