極わずかなウィルスが侵入しただけでも、ノロウィルスは感染しやすい傾向にあります。
糞便や嘔吐物の乾燥した中に含まれているノロウィルスが、
空気感染で経口感染する事もよくあるんですよね。

潜伏期間は24?48時間なんですが、これはノロウィルスだけでなく、
他のウィルス性胃腸炎などもこれと同様の潜伏期間と言われているんです。
ただ、発症前の潜伏期間中はノロウィルスは感染する事はないので、
その点は安心していいと思います。

高病原性ノロウィルスです


高病原性ノロウィルスというのは、非常に危険性が高く、インフルエンザウイルスにはA、B、Cの型があります。
家畜伝染病予防法で定められているのが高病原性ノロウィルスであり、静脈内接種で鶏を高率に死亡させるウイルスです。 
一般的に、高病原性ノロウィルスは、人に感染する可能性があり、この病気にかかった鶏と接触すると危険です。
高病原性ノロウィルスは、強毒型になり、これによって感染すると、大半が死亡すると言われています。
ニワトリが強毒タイプの高病原性ノロウィルスに感染すると、その多くが死んでしまいます。
病原性が低いH5、H7亜型感染の場合は、高病原性ノロウィルスと違い、無症状もしくは軽い呼吸器症状が起こる程度です。
高病原性ノロウィルスでも、咳や粗い呼吸などの軽い呼吸器症状が出たり、産卵率が下がったりする場合もあります。
いわゆる鳥に感染するインフルエンザをノロウィルスと呼んでいますが、中でも鳥に対して重篤な症状を起こすものが高病原性なのです。

ノロウィルスで大きな被害が出ることが予想される高病原性のものは、非常に危険視されています。
しかし、高病原性ノロウィルスではない弱毒タイプのウイルスの場合、感染しても症状が出ない場合があります。
羽や粉末状になったフンを吸い込んだり、鶏のフンや内臓に触れた手を介して、高病原性ノロウィルスは人に感染します。ノロウィルスには様々な種類がありますが、最近もっとも注目され、懸念されているのが高病原性です。

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