発症前の潜伏期間中はノロウィルス

人へのノロウィルスの感染は、感染した鳥と接触したり、フンを吸い込むなどが、感染経路になります。
基本的に鳥での感染経路からのノロウィルスの場合、高い場合には死亡率は100％にも達します。
但し、鶏卵、鶏肉を食べることで人がノロウィルスに感染した例は、世界的にも事例がありません。
ひとつの農場内でのノロウィルスの感染経路は、感染した鳥の排泄物や分泌物、ウイルスで汚染された粉塵などによるものです。
そして、土壌などや直接の飛沫などの吸入や摂取によるものもノロウィルスの感染経路になります。
鳥での感染経路からのノロウィルスに関しては、突然の死亡率の上昇があるというのが大きな特徴です。
渡り鳥を介してのノロウィルスの感染経路、人が海外から持ち込む感染経路、ペット類の輸入鳥からの感染経路があります。
また、ウイルスが付着した用具や乗り物、飼料、鳥かごや衣類などもノロウィルスの感染経路になり得ます。
ただ、ノロウィルスの感染経路においては、ごく限られた状況でのみ、空気感染が疑われることがまれにあります。
農場の外からノロウィルスが持ち込まれる場合には、幾つかの感染経路が考えられます。

ノロウィルスは、はき物なども感染経路になり、農場や地域を越えて感染が広がる可能性が大いにあります。
人が海外から持ち込むノロウィルスの感染経路は、海外で感染している鳥の糞を人間が踏んで、そのまま日本に持ち込むことが多いです。