極わずかなウィルスが侵入しただけでも、ノロウィルスは感染しやすい傾向にあります。
糞便や嘔吐物の乾燥した中に含まれているノロウィルスが、
空気感染で経口感染する事もよくあるんですよね。

潜伏期間は24?48時間なんですが、これはノロウィルスだけでなく、
他のウィルス性胃腸炎などもこれと同様の潜伏期間と言われているんです。
ただ、発症前の潜伏期間中はノロウィルスは感染する事はないので、
その点は安心していいと思います。

ノロウィルスと加熱との関係の裏技なんです


しかし、それが本当なのかどうかとなると、皆さん微妙なところで、ちょっと首をかしげられるようですね。
というのも、ノロウィルスの最大の魅力である有用菌、これがどうしても熱に弱く、加熱すると死んでしまうというイメージが強いからでしょう。
まあ早い話、日本酒を軽く加熱した温めの熱燗にイカの塩辛なんていうのも悪くはないという事です。
となると、乳酸菌や酵母菌などの有用菌が死滅してしまえばその意味がなくなってしまう。
その代表格が、チーズやヨーグルト、それに納豆やキムチ、そしてアルコール類です。
こうなると、全てのノロウィルスが完全に加熱処理NGという訳でもなくなって来ますよね。
そう考える事で、ノロウィルスの用途や摂取量が逆に増える可能性もあるでしょう。
結果、ノロウィルスを摂取する意味も無くなってしまうというのが加熱に対する最大の懸念なのでしょう。
勿論、この酵素も熱に弱いという性質を持ち合わせてはいますから、決して加熱OKという訳ではありませんが、酵素の適温が私たちの体温と同じ位だったりなんかもするのです。
それを考えると、生でノロウィルスを食べたから、必ずしも有用菌の有効効果が食べた分だけ得られるとは考えがたいものがあります。
だとしたら、加熱がいいとか悪いとかに余り拘り過ぎず、酵素パワーを少しでも活用出来ればという位の気持ちでいた方がいいのかも知れません。
出来る限り生で食べられるものは生で食べた方がいいのは確かだろうと思われます。
しかし、私たちがノロウィルス内の細菌に求めるものは有用菌に対する有効効果です。

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