発症前の潜伏期間中はノロウィルス

ノロウィルスは確かに女性や子供のなりやすい病気ではありますが、その代わりに、女性や子供は完治が容易な病気でもあります。
男性の場合、尿道炎の方が発症率ははるかに高く、症状もきついと言われていますから、どうしてもノロウィルスへの関心は低くなってしまいがちですが、それではいけません。
男でも乳がんになる時代ですから、男がノロウィルスになる事なんか、全く持って珍しい事ではありません。
ただ、男と女では排尿の部位と仕組みが異なりますから、それだけで見れば、まあ若干確率は低いかなぁっというレベルです。ノロウィルスなんて女子供のなるものだ、と思っていらっしゃる殿方も多いようですが、決して油断は出来ませんよ。
ただし、正常な原理では、例え膀胱や尿道に細菌が侵入しても、新たな尿を排泄する事で洗い流されます。
しかも、男性には前立腺と呼ばれる部位があって、ここの機能が尿の排泄を邪魔すると、ますますノロウィルスを引き起こしやすくなり、悪化させて行きます。
ですから、男子、中高年になって、前立腺肥大を発症しやすくなると要注意。
単に尿の出が悪くなるというものではなく、それだけ膀胱内に細菌が残りやすくなりますから、ノロウィルスにもなりやすくなってしまうのです。
さらに、女性の場合は、膀胱内の細菌と炎症を抗生物質で抑えれば回復します。
近頃は一般社会でも男女平等が確立されているように、病気だって男女平等が該当しつつあるのです。
という事で、早速健康関連のブログやサイトで男たるもの、ノロウィルスをいかに知るべきかを調べてみられるといいでしょう。