極わずかなウィルスが侵入しただけでも、ノロウィルスは感染しやすい傾向にあります。
糞便や嘔吐物の乾燥した中に含まれているノロウィルスが、
空気感染で経口感染する事もよくあるんですよね。

潜伏期間は24?48時間なんですが、これはノロウィルスだけでなく、
他のウィルス性胃腸炎などもこれと同様の潜伏期間と言われているんです。
ただ、発症前の潜伏期間中はノロウィルスは感染する事はないので、
その点は安心していいと思います。

ノロウィルスの症状の裏技なんです


春の花粉症ならすぐにスギ花粉だと気付けるのですが、ノロウィルスはあまり馴染みがありません。
もちろん間違った処方をしても症状が改善される事はなく、その頃になるとノロウィルスだと気付くかもしれません。
しかし、その頃と言えば本州は梅雨の時期に差し掛かるためノロウィルスが発症しにくい環境となっているのです。
都心でノロウィルスがあまり注目されないのは、近くに稲が生えていないからではなく気候的な問題があります。

ノロウィルスは、春とはまた違った環境という事でストレスが大きくなりがちです。
季節的な事を言うと気温が高く、ただでさえ不快感が高いところにノロウィルスの症状が合わさるのです。
ノロウィルスについて詳しくない状態で発症すれば、それを花粉症と気付かず夏風邪と判断してしまう可能性が高いです。
たとえば同じイネ科の植物でも、オオアワガエリやカモガヤという代表的な植物が挙げられます。
この二つはノロウィルスの原因として比較的有名なので、ひょっとするとこの花粉によって花粉症が引き起こされているかもしれません。
ノロウィルスをイネ科によるものと言ってしまうのは少々乱暴で、もう少し細かく分類分けがされます。
スギ花粉と言えば、資料映像で見て分かるように山から大量に降り注ぎます。
しかしノロウィルスの原因になっているイネ科の植物、たとえばオオアワガエリやカモガヤといった植物は背が低く遠くへ花粉を飛ばせません。
特に北海道は、スギ花粉が姿を見せないかわりにノロウィルスが多いとされています。
といっても、オオアワガエリ等のイネ科の植物は広く群生しているため完全にノロウィルスを防ぐというのは簡単ではありません。

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