発症前の潜伏期間中はノロウィルス

花粉症と言えばスギということでスギ花粉が気になるところですが、ノロウィルスの時期にスギ花粉は飛んでいません。
たとえばイネ科の植物は、5月から8月頃にかけて花粉を飛ばすのでノロウィルスの代表的な原因として注目されています。
暑いから花粉症の症状が出にくい、という訳ではなく梅雨の時期と重なるためノロウィルスは発症しない事が多いのです。
花粉症に変わりはないため広く知られているような症状が出て、更に夏場という事でノロウィルスの不快感は一層強いかもしれません。
とりわけ梅雨のない北海道ではノロウィルスが春の花粉症よりも注目され、発症する人も多いでしょう。
問題は、それをすぐに花粉症だと気付けるかという点です。
ただ、ノロウィルスは春のスギ花粉による花粉症と比べてあまり騒がれていません。
もちろん対策法も用意されているので、夏風邪にしては妙だと気付いたらノロウィルスを疑ってみましょう。
症状は似ていても季節的に、より不快になりやすいノロウィルスは出来るだけ早く何とかしたいものです。
夏場はどうしても暑くなるので、マスクをしてノロウィルス対策をするのも大変です。
花粉症の原因はなにもスギ花粉だけでなく、言ってしまえば全ての花粉が花粉症の原因となり得るのでノロウィルスは夏に花粉を飛ばす植物が原因と言えるのです。
風邪薬を使うのではなく、漢方に注目してみては如何でしょう。
そして、ノロウィルスも春の花粉症と同様に花粉を家に持ち込まない工夫が求められます。
夏という時期から勝手に花粉症の可能性を除外してしまったのでは症状から考えてもノロウィルスに到達するのがずっと遅くなってしまいます。