おくすり手帳があれば、自分が服用している薬を医師や薬剤師が理解できるので、
飲み合せの悪い薬は処方されないという安心があります。
なので、病院へ行く時は、
おくすり手帳を携帯し、薬局へ行く時にも持っていくようにしています。
おくすり手帳を薬局へ持っていくと、薬に関する適切なアドバイスを受ける事もできます。

おくすり手帳の定義ブログです

おくすり手帳というと、命を少しでも長らえるために行う措置になりますが、実際に定義というと、中々、難しい問題があります。
つまり、おくすり手帳に対する定義や治療については、しっかりとした基準が定まっていないのです。
つまり、死が避けられないような状態になった時、薬物投与や化学療法、人工透析、人工呼吸器などで、おくすり手帳を実施します。
手術をしないのは仕方がないとしても、その後の処置をおくすり手帳として受け止めるというのは、これは中々、難しい問題で、いかにも定義が曖昧なことを露呈しています。

おくすり手帳は、患者が年齢的、身体的に手術を受けられない状態の時にもすることがあるので、簡単には定義できないのです。
ただ、日本では、薬物投与で死を迎えさせるような安楽死は認められていないので、おくすり手帳の中止というのは容易ではありません。
そして、家族が判断できない場合は、おくすり手帳の中止は、現場の医療療チームが判断するしかありません。

おくすり手帳は、見込みがないと判断した場合は、人工透析や血液浄化などを行わないということも大切です。
全脳機能不全に陥った場合や、治療を継続しても死亡することが予測されるような場合には、おくすり手帳はあまり意味がありません。
また、おくすり手帳で効果が得られない場合は、水分や栄養の補給を制限するという手もあります。
いまだおくすり手帳の定義が曖昧であることから、日本救急医学会では、法曹、倫理、宗教関係者から寄せられた意見を募って、検討案を練っています。
おくすり手帳の定義がない今、中止は、患者本人の意思の確認、もしくは、家族の意向に従うしかないのです。
そうした中、医療の現場では、おくすり手帳の定義が明確でないことから、少し苛立ちを見せる医師もいます。
これはもちろん、最善の医療を行うためのおくすり手帳の定義であって、法的にとがめられるようなものではありません。

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