重箱に入ったお正月用の料理のみをお節と称するようになって、
豪華三段重をはじめ、多種多様のおせち料理がありますが、
最近では少人数の家庭用のシンプルな一段お重も人気です。

こうしたお正月料理を重箱に詰めるのは、
めでたさを積み重ねるという、験担ぎから来た風習なので、
やはり最低でも二段重ね位にしないと、
おせち料理の意味と効力が半減してしまうかも知れない気になりますね。

流行のおせちのランキングです


ちなみに、この頃のおせちは、現在のようなお料理ではなく、現在のようなお料理になったのは江戸時代後期だそうです。
おせちの歴史をブログやサイトなどで調べてみると、平安時代の宮中行事の一つであったことが分かります。
節句には節会という宴が催されており、ここで出されるお料理をお節供、おせちくと呼んでおり、これが略されておせちになったと言われています。
それがいつの頃からお正月に食べるお料理だけをおせちと呼ぶようになったということです。
また、おせちに欠かせない数の子は子孫繁栄を、黒豆は丈夫でマメに働けるようにといった願いが込められています。

おせちのお料理はひとつひとつに健康や豊作を祈って、深い意味が込められています。
なぜおせちを家で作るのが流行なのかを調べてみたのですが、単にお金が購入するよりもかからないからという理由が多くみられました。
基本的には家で作るのですが、少し前には、ホテルやデパートなどのおせちを購入することが流行になっていました。
お正月のお祝い肴には数の子、黒豆、そして田作りがありますが、田作りには文字通り、豊作を願ったものです。
例えば、子供の大好きなおせちのお料理のひとつに栗きんとんがありますが、これは小判をイメージしており、財産やお金が貯まるようにという願いが込められています。
でも、最近では、またおせちを家で作ることが流行になってきているようです。

おせち料理をインターネットの通信販売で購入する人もいるのではないでしょうか。
でも、家でおせちを作ることで、改めてお料理の意味を知ることができたり、また好きなお料理はたくさん作れたりするのでいいですよね。
友人宅のおせち料理では、子供たちにも喜ばれるようにとエビフライなどが入っていました。

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