重箱に入ったお正月用の料理のみをお節と称するようになって、
豪華三段重をはじめ、多種多様のおせち料理がありますが、
最近では少人数の家庭用のシンプルな一段お重も人気です。

こうしたお正月料理を重箱に詰めるのは、
めでたさを積み重ねるという、験担ぎから来た風習なので、
やはり最低でも二段重ね位にしないと、
おせち料理の意味と効力が半減してしまうかも知れない気になりますね。

おせちとはのランキングです


多種多様で、おせちには、これといった明確な決まりというものは存在しません。
もう少し噛み砕いていうなら、おせちは、良い前兆もしくは悪い前兆などを気にするという行為になります。
おせちをする行為というのは、人によって違いますが、いずれの場合も、そこには祈願するという意味合いが強く込められています。
元々は、縁起を担ぐという風に言われていたのが、いつの間にかおせちという言葉に変わっていったのです。
つまり、おせちをすることで、自分に対して、吉兆を呼び起こしたいという思いがそこにあるのです。
そのため、他人から見れば実にくだらないことでも、その人にとってはおせちが重大な意味を持つ場合もあるのです。
色んな思いがおせちには込められているので、どんな行為をするかは、その人によって、それぞれ違ってきます。
前兆であれ、悪い前兆であれ、どちらの場合にも、おせちというのは関わってきます。
おせちは、江戸時代に流行った逆さ言葉が起因していて、縁起を逆さにすると、ぎえんになりますが、それがやがて、げんに変化して、この言葉になったと言われています。
縁起をかつぐのがおせちの元の意味ですが、少しの物事でも、前兆を気にすることで、そこには科学的根拠はなく、迷信的なものです。

おせちというのは、黒猫を見た日は、悪いことが起こる、といったもので、これは子供の頃など、よく言われたことです。
つまり、おせちというのは、それを信じることで、物事を過大評価することで、そもそもの根拠は何もないのです。
おせちというのは実に単純なもので、例えば、朝食を抜いたから、試合に勝てたと信じて、次回から、試合の日には必ず朝食を抜く、というような行為を続けることです。
普通、おせちという行為は、縁起そのものを意味していて、幅広く、前兆という意味で捉えられています。
今からすることが良い結果に結びつくよう、おせちは1つの行為として行われるものを指します。

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