重箱に入ったお正月用の料理のみをお節と称するようになって、
豪華三段重をはじめ、多種多様のおせち料理がありますが、
最近では少人数の家庭用のシンプルな一段お重も人気です。

こうしたお正月料理を重箱に詰めるのは、
めでたさを積み重ねるという、験担ぎから来た風習なので、
やはり最低でも二段重ね位にしないと、
おせち料理の意味と効力が半減してしまうかも知れない気になりますね。

おせちの食べ方です

おせちの食べ方というのは、実際、正しい方法があるので、正しく学んだ方がいいかもしれません。

おせちの食べ方というのは、地域によって弱冠違うデータがありますが、主として関西地方の食べ方が基本になります。
ただ、おせちの食べ方をしっかり守って食べるのはいいのですが、くれぐれも食べすぎないようにしなければなりません。
正しいおせちの食べ方は、切って食べてはいけないというのが基本で、1本を切らずに食べると言うのが基本になります。
その年の恵方の方角を向き、具たっぷりのおせちを、お願いごとをしながら、1本まるまる無言で食べるという実に厳粛な食べ方になります。
食べている最中は無言で食べ、おせちは、食べている時にはお祈りをしなければなりません。
これらのことを守って食べるのがおせちの正しい食べ方で、これを守ることが食べ方の条件になります。
また、お祈りをしながら無言で少しずつ食べるというのが、おせちの食べ方の基本になります。
一般的なおせちの食べ方の基本は、恵方の方角を向き、切らないで食べなければなりません。

おせちを無言で一本食べきるというのが正しい食べ方になりますが、食べ過ぎると太る原因になります。
食べ方というのは一様あるのですが、基本的にはおせちの食べ方は自由で、太さや具材などは関係ありません。
つまり、想い想いのおせちを、お願いが終わるまでひたすら、食べればいいというわけです。
固く考えておせちを1本まるまる食べなければならないと気をはる必要はなく、決して無理する必要はありません。
切らないでおせちを食べるという食べ方は、切って縁を切らないという意味があるからです。

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