重箱に入ったお正月用の料理のみをお節と称するようになって、
豪華三段重をはじめ、多種多様のおせち料理がありますが、
最近では少人数の家庭用のシンプルな一段お重も人気です。

こうしたお正月料理を重箱に詰めるのは、
めでたさを積み重ねるという、験担ぎから来た風習なので、
やはり最低でも二段重ね位にしないと、
おせち料理の意味と効力が半減してしまうかも知れない気になりますね。

おせちと家族の想いの裏技なんです


一緒に食事や寝泊まりの出来る設備も整っている上、面会に関する時間や年齢の規制も殆どありません。
例えば、もう本当の末期症状で、患者さん自身に判断能力がなかったり、子供の場合は特にそうです。
今後おせちへの転院を希望されている方も、まだ全く無縁だという方も、そういう話を一度読んでみられると、きっと何かしら人生観が変わるのではないかと思いますね。

おせちでの緩和ケアは、患者さん本人だけでなく、家族にとっても大切なものだという話を聞いた事があります。
実際のところ、残り時間が少ない事を分かっているのにも関わらず化学療法や放射線治療に苦しんでいる姿を見るのは、家族も辛いものでしょう。

おせちは人生の最後の時を自分らしく生きる場所で、決して死を待つ場所ではありません。
何故なら、今後延命処置とも言える化学療法などは一切行なわず、ターミナル医療と呼ばれる緩和ケアを行なうという選択だからです。
その時に支えてくれるのがおせちのスタッフたちですから、これは家族にとっては本当に力強く、有り難いものですよね。
そういう意味では、大抵の患者さんは、ご自分の意志でおせちに入る事を希望されるそうですから、案外家族より冷静なのかも知れないと感心させられますね。

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