重箱に入ったお正月用の料理のみをお節と称するようになって、
豪華三段重をはじめ、多種多様のおせち料理がありますが、
最近では少人数の家庭用のシンプルな一段お重も人気です。

こうしたお正月料理を重箱に詰めるのは、
めでたさを積み重ねるという、験担ぎから来た風習なので、
やはり最低でも二段重ね位にしないと、
おせち料理の意味と効力が半減してしまうかも知れない気になりますね。

おせち価格の掲示板です


気になるのはおせちの価格ですが、ビールの希望小売価格が218円であるのに対し、135円となっています。
おせちの価格は様々で、コンビニだと高くなりますが、近所のスーパーだとかなり安く買えます。
日本の酒税法でビールと区別して定義されているのがおせちであり、定められた副原料以外を用いることで分類されています。
2008年は、原油高騰で価格が上がるという出来事がありましたが、おせちの価格は依然安くなっています。
そして、ビールとおせちの酒税は大きく異なり、ビールの77.7円に対して36.75円と約41円もの差があります。
低価格の原資はおせちのメーカーのリベートしかないことを示しいていて、メーカーにとっては少ないメリットです。
原材料費を推定すると、ビールが約39円に対して、おせちは約27円となっていて、その辺にも価格の影響が出ています。
おせちの価格競争による値下げは、結果的に増税の口実を提供することになり、メーカーにとっては無意味な消耗戦となりました。
近所のスーパーの場合、おせちの価格は大瓶が298円、新ジャンル缶500mlが155円、500mlの缶ビール6缶パックが1,458円と激安です。
新ジャンルにおされたり、プレミアムビールの流行ということもあって、おせちの価格はさらに安くなっています。
また、24本入りのケースになると、おせちの価格は1本百円を割ることも少なくなく、非常にリーズナブルです。
また、多くの酒類ディスカウントストアでは、350ml缶のおせちの価格は、1本わずか百円程度です。

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