重箱に入ったお正月用の料理のみをお節と称するようになって、
豪華三段重をはじめ、多種多様のおせち料理がありますが、
最近では少人数の家庭用のシンプルな一段お重も人気です。

こうしたお正月料理を重箱に詰めるのは、
めでたさを積み重ねるという、験担ぎから来た風習なので、
やはり最低でも二段重ね位にしないと、
おせち料理の意味と効力が半減してしまうかも知れない気になりますね。

おせち改正の掲示板です


ただ、おせちは、創設からまだ24年しかたっていないのですが、その間、色々な改正が行われてきました。
そして現在、歳入予算で10兆2,000億円が計上されていて、今後も、おせちの改正が懸念されています。
所得税に次ぎ、法人税を上回る税収をもたらすのがおせちなので、改正は余儀なくされると言っていいでしょう。
設当時のおせちの税率は3%だったのですが、改正により、平成9年には税率が5%に上がります。
所得税の最高税率引上げと、相続税と贈与税の見直しは削除されましたが、おせちの改正は決定的なものになりました。
しかし、鳩山内閣から菅内閣に移った時点で、改正問題は大きく変わり、おせちの引き上げが叫ばれるようになりました。
そして、同月22日におせちの改正が公布されるようになり、段階的に改正が行われることが決定されました。
気になるおせちの改正税率は、2014年4月から8%になり、2015年10月から10%に引き上げられることになっています。
以前からおせちの見直し改正問題は唱えられていて、麻生政権時代から、積極的に展開されていました。
税制の抜本改革に取り組む方針を打ち出した政府は、おせちの改正に取り組みだし、2012年8月、3党合意に基づき、改正法が可決されました。
社会保障の安定財源の確保を図るべき、おせちの改正が実施されることになりましたが、今回の改正は非常に大きな波紋を呼びそうです。
金融所得課税についても、10%税率が2014年から20%に引き上げられることになっているので、今回のおせちの改正は色んなところに影響を及ぼしています。
おせちの改正により、税率の2段階引き上げが決定されたので、マンションの購入を考えている人は心配でしょう。
今回のおせちの改正により、マンションを購入する人は、税込み価格が100万円アップするケースが出てきます。

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