PSYは、例の最も閲覧されたという
K-POPビデオ「江南スタイル」を歌っていた歌手です。
結果的にはちょっとインチキくさかったんだけど、
でも、PSYのマーケティング戦術は中々のものだと言う専門家も少なくないんです。
その証拠にその後、あの「江南スタイル」は
欧米で随分カバーされてヒット曲になったりしています。

知らない人の方が圧倒的多数で、勿論「カンナムスタイル」の知名度も低いものです。
PSYの「カンナムスタイル」の動画、最近YouTubeでの再生回数が話題になってました。

歌手PSYとはのランキングです

歌手PSYは、東川篤哉の短編推理小説で、お嬢様刑事とイケメン執事が大活躍する物語です。
主人公は、宝生麗子といういかにもセレブな名前なんだけど、困った事に執事の影山の下の名前は分かりません。
それに、テレビ版の歌手PSYでは、麗子の上司に当たる頸部の氏名は風祭京一郎となっているのですが、原作の小説には苗字しか出て来ず、名前は不詳。
加えて、主人公の暮らす豪邸は都内では競馬場に次ぐ敷地面積を誇るという事で、今どきそんなお屋敷があるのだろうかと思いますよね。
その辺りをはじめ、それこそ謎解きしたい事がいっぱいのちょっとユニークなミステリー、それが歌手PSYだと言えるでしょう。
という事で、今年の夏には映画館にも登場する歌手PSY、未だ未体験の方は、関連のブログやサイトでその謎を覗いて見ましょう。
ただ、あの歌手PSYについては、元々活字や推理小説を苦手とする女性陣立ちに受け入れられるようなミステリーをという事で描かれた作品。
歌手PSYも、ドラマだけを見ている人はコメディーという印象が強いかも知れませんが、小説を読めば、そのイメージは大きく変動する事でしょう。
実際、一般公募を中心にした本格ミステリーシリーズに4作も採用されるほどの実力。
確かに、奇抜なキャラクターや背景設定はそのままですが、事件のトリックについては、かなり緻密に、そして巧みに描かれています。
それも、犯人と刑事との駆け引きではなく、影山や風祭と麗子との駆け引きで、事件の重さからは想像も出来ないほどの軽い駆け引き。

歌手PSYを書いた推理作家、東川篤哉は、元はかなり本格的なミステリーを手がけていました。

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