法律上の観点から見るとREITは、投資信託の仲間で、その仕組みはアメリカで生まれたものです。
投資信託の仲間ではあるものの、日本のREITは証券取引所に上場されている特徴があるんですね。

日本のREITは法律により、不動産投資法人という会社のような形態をとっていて
投資証券を発行しています。REITに投資する投資家は投資証券を購入し、
その資金を元に不動産などに対して投資することになります。ただ日本のREITの場合は、
金融機関から融資を受けたり投資法人債を発行して、資金調達するケースもあります。

REITのリスクの掲示板です

REITにとって、デイトレードというのは、その日のうちに売買を完結して損益を確定する取引を指します。
中長期の投資がより安全だとみなす人は、REITは、むしろリスクがあると考えてしまうのです。
実際、REITのような短期売買では、その価格のぶれをもろに背負ってしまうリスクがあります。
価格変動の大きいものが、REITにとって、狙いの投機に適していることになります。
損益を、損失の側からみればリスク、利益の側からみればリターンになりますが、REITは価格が動かないと儲けることはできません。
長期保有で起こりうる有事やスキャンダルなどのイベントリスクについては、REITの場合、減ります。
REITのリスクとリターンは、1年間持つことの16分の1という数字で表されます。

REITのリスクは、1日当たりは16分の1ですが、毎日繰り返せば、1年間持つことの16倍のリスク、リターンとなります。
REITの場合、キャピタルゲイン狙いの投機になるので、価格の変動幅が損益につながるリスクがあります。
実際、REITにもリスクはつきものですが、デイトレで飯を食べることができるのは確かです。
しかし、長期保有が前提のファンドマネージャーは、リスクのないREITには物足りなさを感じます。
1日で取引を終わらせるREITは、その日の取引結果が日給になり、順調に取引できれば、利益だけで生活することは可能です。

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